いつだったか、何かくだらない短文を書きたいけどTwitter(現X)では書きたくないなと思うことがそれなりにあった時期があります。
その時に自分一人だけで書いて自分一人だけで見るTwitterみたいなものがあればいいなと思って、自分一人だけで使うTwitterのようなものを作って使い始めました。
今も頻繁にくだらないことを書き続けているのですが、日付を見たら一番古い書き込みが大体4年前だったので記念してそのことについて書いてみます。
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実体はテキストファイル一個の短文保存ファイル
自分一人だけで書いて自分一人だけで見るTwitterみたいなものが欲しいなと思った時にやったのが、テキストファイルを一個パソコン上に生成して、「tbyk.txt」と名付けたことです。
「tbyk」は「つぶやき」の子音だけ繋げたものです。
その文字通りつぶやきレベルの短文を保存していくファイルです。
X(当時Twitter)が「短文投稿サービス」とよく呼ばれていますがそれならこれは短文の保存ファイルです。
ほんとうにくだらないつぶやきのようなものを延々書いていくものです。
内容が重複しても気にしない、同じ文言が重なっても気にしない。
文章的には同じ言葉が頻繁に繰り返されるとバカみたいな文章に見えがちですが人に見せる文章出ないので気にする必要はありません。
だからライティングのスキルが上がっていないというところもありますが。
「ねむい」「疲れた」「朝です」が多いtbyk
そこに一番多く書かれている文言はカウントはしていますが「ねむい」です、たぶん。
頻繁に書きます。特に仕事しているとき。
とりとめもなく「ねむい」と書ける媒体があるのは救いです。
書いても何にもならないですが、それで迷惑をかける相手もありません。
「ねむい」とTwitterでも書く自由はありますが、そういう風に書いているとネガティブな奴だなとか思われないかとか、そんなことばかり考えてしまいます。
そういうところから離れて何でも書けることが救いです。
ここも大概そういうところはありますが。
ブログはインターネットの田舎みたいなところ、関わる人が少ないというのはそういうしんどさが少ない・・・みたいに感じているのかもしれません。
時間はVisualStudio Codeの拡張機能で保存
このtbykですが、はじめはそのtbykを書いた時間の記述を手作業でやっていました。
yyyymmddhhMMssの形式で毎回書いていたのですよね。
でもそれだと毎回何か書こうとして数秒ロスするので面倒になって、拡張機能を使うようになりました。
https://marketplace.visualstudio.com/items?itemName=zvlad.inserttimestamp
その拡張機能は「insert Time Stamp」というもので、昨日としてはショートカットキーであるCtrlとF5キーの同時押しで即座にカーソルがある位置に現在時刻を書き込んでくれるものです。
記入形式の例としては「##### Sun Jul 21 16:20:35 GMT-9 2024」というようなもので、yyyymmdd形式とはそれなりに異なりますがまあそのときの時間が分かるので十分です。
これを使って、そのtbykをいつ行ったか記録しています。
たまーに半年前とか1年前のtbykを見て、当時こんなだったんだなーとか思い出しています。
「頭が動かない」で検索をかけると調子が悪い時期の周期が分かる
tbykにたまに書く内容として「頭が動かない」というものがあります。
数年前から自分に起きていることで、普通には「ブレインフォグ」とか「脳疲労」とか呼ばれているような状態です。
普段なら何も意識していなくても何かしら考えがちなのですがそういう状態になると頭の中が真っ白になってしまって何も考えられなくなります。
何か考えようとしてもすぐにぼーっとしてしまいます。
ブレインフォグとか脳疲労みたいな話でいくといわゆる鬱っぽくなっているとかそういう言い方もできるのですが、いつもそうというわけでもなくアップダウンがあります。
その波の底の底まで行くと頭が動かない状態になります。
だいたい1日-2日間。
そしてその時には「頭が動かない」と書いて残しているので、その調子が悪い時期がいつ頃だったのかがそれなりに保存出来ています。
なのであるとき「頭が動かない」と書いた時に前回いつそう書いたか検索をかけて、前回から何か月くらいだなー周期通りだなーとか、あるいは前回の底の底の時はそこまで落ち込まなかったのだなーということが分かったりします。
ちなみに直近は6月16日で、周期としては大体4週間くらいです。
そろそろ落ち込んでくるか、今回の底はそこまで深くなかったか、ですかね。
これをやると何がいいのか
これをやっていると頭の中にあるとりとめのないことを好き勝手に吐き出せるので、若干頭が楽になります。
Twitter軟化でそこまで繰り返しの多い文章を書くのは人が読むので気が引けますが、自分だけが読むような文章であればそれを気にする人もいないので好き勝手に書けます。
誰に見せる必要もないので、個人名とか固有名詞を出しても問題になりません。
そういったところが楽です。
自分の中の正直なところを吐き出せるスペースというのは持っておきたくて、そういった目的のために利用しているところがあります。
それでも全部から全部が書き出せるわけでもないのですが。
不思議なことに、自分以外見ないと分かっているtbykにすら恥ずかしくてかけないものというのがあります。
そういうのをみつけると、自分が何を恥ずかしいと思っているのかふいに気付くことがあります。
そういうことを通して自分を知ることができるのもいいところのひとつですね。
おわりに
そんなtbyk、あなたもやってみませんか、なんて特に人に勧める必要もないものを勧めてみます。
ちょっとでも思ったことを何でも書いて溜めておける場所を作るのも案外悪くないかもしれません。