大学生のころ、長期休暇に林業と造園業をしている母方の祖父のところにバイトに出かけていました。
そのとき、そこでそれなりに長いこと働いているおじさんと帰り道の軽トラに乗っていた時に急にそんな話が出たのを思い出したのでここに書いておきます。
世の中には、体力を使う仕事と精神を使う仕事がある
その人が言うには、世の中には体力を使う仕事と精神を使う仕事があるそうです。
それはそうだろ、というのは直感的に思ったのですが。
林業とかそういった仕事は重いものを運んだりひたすら体を動かすので体力を使う仕事です。
一方でひたすら人と会って云々する仕事だとかIT系の仕事は体力は使いませんがコミュニケーションやら作業中の機械に意識を集中させることになります。
当時自分は大学に通っていて将来は銀行かあるいはどこかの商社で営業かなどと考えていました。
そういった意味では、仕事としてはその時は体力を使う仕事をしていたのですが将来は精神を使う仕事になりそうだな、というお話なのかなと思います。
当時のそのお話の結論が思い出せないので何とも言えないのですが。
それっぽい、ともそうでないとも。
では、体力と精神力は別に減っていくのではないか
そんな話が頭に残っているのですが、その後に浮かんだこととしてはその体力と精神力は行うタスクによって別個に減っていくのでは、という考えです。
例えば一日体力を使うような仕事をしても、その後ゲームしたり本を読んだりといった精神力を使うようなタスクはこなせます。
あるいは、一日精神力を使うような仕事をしていても(今ですよ)その後歩き回ったりだのなんだのするぶんには余裕があります。
頭はあまり動いていなくても身体を動かすことはできます。
それで済ませられることはできるので例えば筋トレなんかは仕事終わりにでもできるのですよね。
そういったところから見ると、体力と精神力はそれぞれ別のパラメータがあって、何かやるとそのどちらか、あるいは両方を消費していくものの片方が尽きてももう片方を使うようなタスクはこなせるのではないか、という気がします。
そしてそれらを別個の体力のようなもの、と考えると毎日全部消費しきらないともったいないような気がします。
ソシャゲの「体力」ではないわけですからもったいないも何もないと言えばないのですが。
でも、疲れて何もできないと思っているときにはこういった性質を思い出すと、例えば「今は仕事終わりで精神力は終わっているけど家事は体力だけでできるな・・・」とか、そういった発想ができるようになります。
自分もこの発想をするようになってから一日にできることが多少は増えました。
仕事終わりに家事で体力を使い切ったほうが残った体力を無駄にせずに済むしやることも進みます。
そんな発想で。
よかったらこれを読んだ方も今の体力と精神力の残り具合を見極めて残っている方でできること、探してみませんか。