雑記

カラーコーディネーター資格を取っていたことを思い出した

のえみのここ数年は20代らしく自分がどうあればいいのかなんてことに悩んではジタバタして過ごしています。

もちろん今もそうです。

ITエンジニアさんという本業があり、そこでのキャリア追及のために必要そうなもの・・・

資格学習

仕事で使う技術の習得

仕事で使わない技術の習得

仕事外での自主的な開発

コネ作り

SNS運用

なんてものをそれぞれやったりしてきました。

特に力をいれられたもの、得意だったもの、苦手だったものはそれぞれあったりしますが・・・中にはかなり迷走したもの、なんてものもあります。

カラーコーディネーター試験を受けた

今から2年ほど前に、資格取得に狂っていた時期があります。

その頃にはいくつかのIT技術に関する資格を受験したのですが、その中で何故か思い立ってカラーコーディネーター検定試験のアドバンスクラスを受験していました。

https://kentei.tokyo-cci.or.jp/color

カラーコーディネーター検定資格は東京商工会議所が主催する検定資格で、学習を通して色彩に関する業務的な知識を学ぶことができるものです。

似たような検定資格として「色彩検定」というものがありますが、あちらはどちらかというと色彩の性質に焦点を当てているのに比べて、カラーコーディネーター検定はどちらかというとその色彩を製品にどのように使うものなのか、その時の材料は、色彩を実際にどのような場面で使うのか、そしてその歴史は・・・といったトピックに焦点を当てています。

アパレル業界や製品開発の現場で色彩を用いた業務を行う際に役立つような知識が特に強い印象ですね。

当時何を考えていたのかもはや覚えてはいませんが、その時に受験を思い立って学習を始めました。

シラバスの範囲は2-3週間あれば学習できる程度のもので、一通りテキストを読んで、試験問題を解いて、あまり覚えられていなかった、覚えるべき部分を補強して受験する・・・で合格できました。

難易度としてはそれくらいで取得できたものなのですが、今思い出しても当時何を目指してこの資格を取得したのか思い出せません。

他の誰かが色彩検定に合格していて、それに対抗心が沸いたから、という気もします。

なんとつまらない理由なんだ・・

点と点を繋ぐ話

この資格のことを思い出すと同時に思い出すのは大学生のころ英語のクラスで聞いたスティーブ・ジョブズがどこかの大学の卒業公演で話した「点と点を繋ぐ話」というものです。

「未来を見越して点を繋ぐことはできない、過去を振り返って過去の点同士を繋げることはできる」みたいな話です。

いくつでも解釈ができる話なのですが、個人的には2つの知見を得ています。

一つは今やっていることが将来何の役に立つかは分からないということ、そして結局何の役に立たないかもしれないということです。

話には出てきませんでしたが、当然点があっても結ばれることのないものだってあります。

のえみの人生にはいくつもの結ばれていない点があります。

もう一つは、過去の点と結ぶために新しい点を手に入れることはできるということです。

未来を見越して点を繋ぐことができないのは、未来でどのような点が手に入るか分からないのが大きな理由なのではと考えています。

捕らぬ狸の皮算用というか、何か像を結ぶために必要な点がこれから手に入るかどうかも未確定なので。

手に入らない可能性だって大いにあります。

全く違うところに点を集めて全く違う像を描き始めるかもしれません。

一方で過去の点は既に手元にあるわけですから、そこと結びつけることを考えて手近な手に入りそうな点を手にすることを考えることができます。

その点を過去の点と結びつけるのです。

そういう風にして人生の像を描いていくのかなーなんて観念的なことを考える朝でした。