そろそろまた歯医者に行かなければならない季節がやってきています。
大体半年に一度の定期健診です。
体のほかの部分については定期健診なんて受けていないのですが、歯科だけは半年に一度くらいのペースで歯科に通って虫歯ができていないかをチェックしてもらっています。
のえみは生まれつき虫歯ができやすい体質で、それゆえに頻繁なチェックと必要があれば治療が必要な身なのです。
今回はそういうお話です。
エナメル質形成不全とは
ざっくり説明すると、歯の表面にはふつうエナメル質という相当に硬い部分があり、これが虫歯やらなにやらの歯に対する障害から歯を守ってくれます。
これが、何らかの理由(まだはっきりとは分かっていないそうです)で形成されず、歯のあまり強くない部分がむき出しの状態で形成されている状態になります。
外から見ると歯が若干黄色や白色に変色している部分があるのが特徴で、自分の場合は黄色めに変色してますね。
だいたい人口の2割がたの人がかかっていると言われており、実はかなりメジャーな症状みたいです。
そしてその場合に起きることとしては、虫歯ができやすかったり歯が欠けやすかったりというものがあります。
本来は堅いエナメル質が衝撃や虫歯のもとになる酸から歯を守ってくれるのですが、それがないために衝撃屋さんに対して弱くなってしまうのですね。
そのため、エナメル質形成不全の身として生まれたからにはそうでない場合より歯磨きなどの歯のメンテナンスに手をかけることになります。
歯間ブラシとフッ素歯磨きを勧められる
のえみの場合、それを知って大学時代くらいからはそれなりに力を入れて歯磨きを行うようにしました。
同時に、虫歯の原因になるような炭酸飲料を飲むのは時間を決めて(本来は飲むな、まであるのですがさすがに好きなので)、飴は舐めないで(こちらは別に構いません)、歯のダメージになりうるような部分を何とか避けてやってきたりしていました。
それに加えて半年に一度の定期健診です。
小さい頃からお世話になっていた歯科医の方が引退したため途中で一度病院が変わったりしましたが、引き継いでもらって今でも定期健診に通っています。
歯に異常を感じていなくても、行ってみると定期健診の場で小さい虫歯が見つかることが多々あります。
大体の場合はその場で治療まで済ませてしまいます。
それでも、それなりに歯磨きをしているのに虫歯にかかるのはなんだか納得がいかないのでもっと対策はないか聞いてみると、歯間ブラシとフッ素歯磨きを勧められました。
歯間ブラシはブラシの部分が細くなっている歯ブラシで、奥歯等の隙間に挟まったものを取り除くのに便利です。
そうです。エナメル質形成不全のついでにすきっ歯なので歯の間に隙間が多く、そこに食べ物が挟まりがちなのです。
そこで菌が繁殖して酸を放出して虫歯・・・みたいなパターンです。
また、フッ素歯磨きは酸で傷ついた歯の表面を修復したり歯の酸に対する耐性そのものを高めてくれるようです。
すぐに効くものではありませんが、それなりの期間使い続けることで聞いてくるもの野用なので気長に使っています。
自分がよく使うのはエフコートです。スーパーではあまり取り扱っていないので買い求める際は薬局まで行く必要があるのですよね。
フッ素を含んでいる歯磨きはそれほど多くなく、明示的に含んでいると書かれているもの以外には含まれていないそうです。
そのため、普段使っている水歯磨きとは別に調達しています。
使用後しばらくは飲み食いできないというのも特徴的です。
時間にして2時間程度、水で口をゆすぐのも不可です。
歯の表面についただけのフッ素歯磨きは落ちやすいらしく、フッ素歯磨きを口に含んで吐き出した後はしばらく何も口に含むことができません。
はじめはフッ素歯磨きを口に含んだ後くちをゆすぐことができないことに違和感がありまくりましたが今では慣れています。
その後の歯科通い
その効果もあってか、前回の定期健診では小さな虫歯が一つあっただけ、その前回は虫歯なしということで調子よく過ごせています。
普段から歯磨きと生活習慣を問題なく保つことをやってでも虫歯ができやすいこんな体質ですが多少はマシになりましたかね。
前回の定期健診からそろそろ5か月ほど経とうとしています、そろそろまた検診の予約を入れなければなりません。
次も虫歯ができていないといいのですが。